パタヤに7ヶ月滞在したカワノアユミが語る。生活費・飯・仕事・人間関係…旅行じゃ見えないリアルな暮らしとは?

投稿日 2025.08.07

こんばんは!現在、日本に一時帰国中ですが、すぐにパタヤに戻るカワノです(笑)。

前回はビザを取得して、約7ヶ月間パタヤに滞在していました。これまで旅行で訪れたことは何度もありますが、最長でも60日ほど。なので、ここまで長く滞在したのは今回が初めて。
そこで感じたのが、「旅行」と「実際に住んでみる」のとでは、パタヤに対する印象がまったく変わるということ!(そりゃそうだ)

おそらく、この記事を読んでくださっている皆さんも、「いつかパタヤに住んでみて~なぁ」と興味をお持ちなのではないでしょうか。
というわけで、今回は実際に住んでみて感じたリアルなパタヤライフについて。生活費・食事・夜遊び・仕事・人間関係などなど、気になるポイントをまるっとご紹介したいと思います!

生活費はまだまだ抑えられる

パタヤに住むとなって、やっぱり一番気になるのは「生活費」ですよね。タイに移住した人たちにも色々、取材をしているのですが、タイの生活費は一昔前より確実に上がってるなぁ…と感じます。

しかし、パタヤはまだちょっとマシかも。私が以前住んでいたのは、パタヤカンとサードロードの間くらいにある、比較的新しい物件でした。家賃は月7,500バーツ。ただし、これは外国人価格で、同じ部屋でもタイ人であれば月4,000バーツで貸し出していました。
他のパタヤ在住の日本人にも家賃を聞いてみたところ、1ベッドルームのコンドミニアムを1年契約で借りる場合、8,000~13,000バーツが相場とのこと。そう考えると、私が借りていた部屋は比較的安い部類と思います。

ただし、いくつか注意点も!私のアパートはローカルエリアにあったため、野良犬や放し飼いの犬がとにかく多い!特に夜間は4~5匹の犬がウロウロしていて、徒歩での移動はかなり危険…。
周辺はソンテウも走っていないため、BoltやGrabといった配車アプリは必須。私も毎日のように使っていましたが、パタヤ中心部の移動なら30~50バーツ程度が結果として、ほぼ毎日発生していました。

ちなみにバンコクで知り合いに聞いた、家賃相場はというと…最近はあの地震の影響で、オンヌットあたりの1ベッドルーム低層階コンドでも15,000バーツに値上げされたとか。
生活費全体としては私はだいたい月5万バーツくらいでした。けっこう化粧品とか日用品にお金使ってた気がします。

一方で、めちゃくちゃ節約してる人は、家賃抜きで月2万バーツくらいで暮らしてるって人もいます。ただそれは、かなりの節約レベルだそうで…。
たとえば私の知人“HN勇者さん”の場合。タイ人の彼女と同居していて、食事はほぼ彼女の手作り。タバコは30バーツの闇タバコ、歯磨き粉はディンティスそっくりの激安コピー品…。
日用品はLazadaなどの通販で、どれだけ配送が遅くても「送料無料」の店を徹底リサーチ!お酒は一切飲まないストイックぶり!
「夜遊びはどうしてるの?」と聞いてみたところ、「出会い系でエロチャットして、その気にさせて交渉する(勇者さんはLBも好き)」とのこと!私はまだまだその域に達していません…。

夜遊び事情について

昨今、物価が高騰しているタイ。これについては何度も触れてきましたが、当然ながら夜遊びの価格も右肩上がり!
たとえば、バンコクのゴーゴーバーでは「ドリンクを2杯以上注文しろ」と言われることも多く、しかも1杯あたり200バーツ前後。さらに「ペイバーしないなら帰ってくれ」といった強気な対応をされるケースも増えています。

パタヤでも、ウォーキングストリートやソイ6では、一晩遊べば1万バーツは覚悟すべき、というのが一般的な相場となっています。とはいえ、まだまだリーズナブルに楽しめるお店も多く存在しています。
たとえば、サードロード周辺のジェントルマンズクラブでは、ビールやセンソムが1杯60~80バーツ程度。カーテン付きの個室では、女の子がその場でサービスしてくれることもあり、別室への“ゴーアップ”も交渉次第で1,000~1,500バーツ程度で楽しめることも!

パタヤの魅力は、なんといっても店舗数!その分、値段もバンコクみたいに一律でガンガン上がるということがなくて、バーファイン、ゴーアップ、ペイバーは交渉次第でどうにでもなるってのが強み。
でも、レベルってどうなの?」と思うでしょう?夜デビューしたてで擦れてない子と、リーズナブルな価格で楽しく遊べちゃうのがパタヤの良さ。ローカルジェントルでソイ6やウォーキングストリートデビュー前の女の子を発掘しましょう

食事は、正直いちばん困ったかも…

昔はタイ料理が大好きで、屋台飯のローカルごはんもめちゃくちゃ食べてたけど…今はもう、完全に日本食一択!
でも、パタヤってバンコクほど日本食レストランが多くないし、値段もお高め。だから本当に食事には困りました…。
在住日本人に聞いても「基本は自炊。でも調味料が売ってないので限界はある」とのこと…。実際、その通りで、バンコクのフジスーパーでごま油を見つけたときは、めちゃくちゃテンション上がりました。

そんなこんなで、7ヶ月の間に体重はみるみる減少。で、「せっかく痩せたし、ジム行ってみようかな」って思い、筋トレを始めてみました。
筋トレを始めた瞬間、食事の悩みはほぼ解決!タンパク質中心の食生活になるし、味付けもシンプルでOK。結局、美味い和食って炭水化物!おかげで、パタヤで「和食たべたい欲」はかなり落ち着きました。

人間関係は狭いけどラク

タイの日本人コミュニティって、ちょっと狭いイメージがありますよね。私も昔、バンコクに数ヶ月滞在してたときは、ひしひしと感じていました。
もちろん、パタヤにも多くの日本人が住んでいます。ただ、表に出てきてコミュニティに関わってる人たちはほんとに限られてて、だいたい同じ顔ぶれ。だから、ちょっとした噂なんかもまあ普通に回ります。

ただし、バンコクと違って横のつながりがガッツリしてるわけじゃなくて、みんな適度に距離感があってプライベート重視って感じ。
しかも、そういう人達って「ずーっと定住してます!」ってタイプよりも、けっこう頻繁に日本に帰ったり、他の国に旅行したりっていう流動的な人が多い。
だからこそ、人間関係が固定化しづらくて気がラク!気に入らなければ付き合わなければいいだけなので、人間関係は特に苦には感じませんでした。

仕事はできる?いや、ぶっちゃけキツい

パタヤって、基本はリタイア組が多い街なんですよね。もちろん、中にはリモートで色々してる人もいますが、投資系とかわりと余裕がある人が多くて…。私みたいにガッツリ働いてる系のリモートワーカーはかなり少数派な印象。
で、ぶっちゃけると…仕事する環境はほぼない!バンコクのように、快適なカフェやコワーキングスペースがあちこちにあるわけじゃないし、なにより誘惑が多すぎる。
昼間っからバービアでビール飲んでるファラン爺達を横目に、仕事なんかできるわけがねぇ…。とはいえ、そんな中でもWi-Fiが速くて集中できそうなカフェを何軒か見つけてなんとか7ヶ月間、頑張ったわけですよ。
パタヤは「遊ぶ or 休む」に特化されている街なので、それでも仕事せざるを得ない人は己との戦いです!

プロフィール

カワノアユミ
ジーダイアリー2012年にて“とんぼ”名義でライターデビュー。
現在、タイと日本を往復しながら夜の街ライターとして活動。
X:@ayumikawano

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