本場バンコクでムエタイに挑戦! Rompo Muay Thai Gymでカワノアユミが1日体験してみた
投稿日 2025.10.22

タイといえば、ゴーゴーバーなどのナイトライフや寺院、そして辛くてアロ~イなタイ料理を思い浮かべる人も多いでしょう。
ですが、もうひとつ忘れてはいけないのが「ムエタイ」。タイを代表する国技であり、世界中の格闘技ファンを魅了してきた伝統武術です。
そのムエタイを本場バンコクで体験できると聞き、私カワノアユミが実際に挑戦してきました!
ロンポー・ムエタイジム(Rompo Muay Thai Gym)

ジムの場所とアクセス
向かったのは 『ロンポー・ムエタイジム(Rompo Muay Thai Gym)』。プロ選手から初心者まで、それぞれのレベルや目的に合わせてムエタイを学び、練習できる環境が整っています。
最寄り駅は MRTクイーンシリキット・ナショナルコンベンションセンター駅(Queen Sirikit National Convention Center) またはBTSプロンポン(Phrom Phong)駅。駅からはタクシーまたはバイクタクシーで5〜10分ほど。
タクシー利用なら、ドライバーに 「Rompo Mansion(ロンポー マンション)」 と伝えればスムーズ。建物の中にジムがあり、受付で案内してもらえます。
ジムに到着。すでにたくさんの人がリングやサンドバッグを使って練習を始めていて、その活気に思わず圧倒されます。
コース一覧と料金

今回、体験したのは1時間のムエタイ体験コース(500バーツ)。まずは着替えから。今回は自前のトレーニングウェアを使用しましたが、レンタルも可能だそう。
持参するものはタオル、飲料水、汗をかいた後の着替えだけなので、旅行中でも気軽に参加できます!
【コース一覧】
| 1日体験/1セッション | 500バーツ |
|---|---|
| 1週間 | 3,300バーツ |
| 1ヶ月 | 12,000バーツ |
着替えを済ませたら、トレーナーから簡単な自己紹介とレッスン内容の説明。「ムエタイは八肢(手、足、肘、膝)を使う格闘技。今日は基本動作を学びつつ、いくつかの体験パートをやる…とのこと。
レッスンは軽いジョギング、縄跳び、ストレッチ、シャドーボクシングからスタート。トレーナーたちは英語や簡単な日本語が通じ、身振り手振りを交えながら丁寧に指導してくれます。

学生時代は完全なる文化部で運動経験ゼロの私カワノ。本来ならこのウォーミングアップでバテていたはず…なのですが、今年の春からジム通いを始めて5kgのダイエットに成功したおかげで、いまのところ余裕!
……なんて思っていたのも束の間。
ムエタイでは 足の位置(ステップ) がとても大切。これができないと強いパンチやキックが打てないらしいのですが、私、ダンスを覚えたりするのがめちゃくちゃ苦手なんですよね…。
「チガウ!!」
と、トレーナーに何度もツッコまれながら必死に練習。こういうのって体で覚えるの難しくないですか?

次はお待ちかねのミット打ち。トレーナーが持つパッドに向かって、前蹴り、ミドルキック、パンチ、肘打ちを順番に打ち込みます。
力強く蹴ると足がちょっと痛いけれど、的確にヒットすると爽快感が! ……というより、トレーナーがうまくミットを打ち付けて「スパァアアン!!」といい音を出してくれているのかも(笑)
でも、そのおかげでなんだか上達した気分に。ヘニョヘニョパンチとポンコツキックをひたすら打ち込みました。
その後はパンチ+蹴り、蹴り+肘打ちなど、複数の動作をつなげるコンビネーション練習へ。最初はスローで、慣れてきたらスピードを上げていきます。
ラストは地獄(?)の体幹&フィジカルトレーニング。プランク、サイドプランク、腹筋、背筋、スクワット、ジャンプ系などを組み合わせたメニューで、これが地味にキツイ。
意外とまだ体力は残っていたものの、全身はしっかり汗だく。最後にストレッチと呼吸法でクールダウンをしてレッスン終了です!
トレーナーからは「姿勢」「蹴り足の伸ばし方」「体幹の使い方」などのアドバイスをもらい、やっぱり基本はステップと体幹だな…としみじみ。
1日体験の感想
本場のムエタイを体験してみた感想はというと…ジムもいいけれど、運動で汗を流すのはやはり気持ちいい。溜まっていた尿酸もアルコールも…すべて分解されたかのようにスッキリ!
また、トレーナーたちがフレンドリーで初心者にも優しく、安心して挑戦できました。いままでムエタイってテレビやゴーゴーバーのショーでしか見たことなかったのですが、いざやってみるとステップなども奥深くて「魅せる格闘技でもあるんだな…」と、あらためて印象が変わりました。
次は、ぜひ短期コースにも挑戦してみたい! これからバンコクを訪れる皆さん、本場のムエタイを体験して、旅の思い出をひと味違うものにしてみてはいかがでしょうか?





















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