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タイ国王崩御1ヶ月後のソイカウボーイとナナプラザ
投稿日 2016.11.15
10月13日にタイのプミポン国王が崩御してから1ヶ月が経った。
タイのプラユット首相は13日のテレビ演説で
「歓楽的な活動は30日間自粛するように」
と発表し、ゴーゴーバーエリアのソイカウボーイは各店のネオンは灯さず、BGMは控え営業。ナナプラザは各店のネオンは灯っていたものの、入口上部に掲げている「NANA PLAZA」のネオンは消灯し営業していた。
通常1時や2時まで営業しているが、24時での閉店とし、自粛の姿勢を表していた。
昨日の11月14日は自粛期間として設けられた30日間が過ぎた1日目である。
ソイカウボーイとナナプラザは通常営業に戻ったのか。
各ゴーゴーバーエリアの姿を確認するため足を運んだ。
タイ国王崩御1ヶ月後のソイカウボーイ
まずは、アソークにあるソイカウボーイ。
崩御直後からはネオンを消し、BGMは控えていたため、客足はかなり鈍っていたようだった。
昨日のソイカウボーイは全店看板のネオンを灯らせ、通常営業の姿を見せていた。
しかしBGMをやや控えている店もあるなど、崩御前の姿に戻ったとはまだ言い難い。
店頭に立つゴーゴー嬢たちは黒い衣装をまとった者も少なくなく、喪に服している様子はうかがえる。
一時、休業していたソイ23沿いにある『CRAZY HOUSE』も営業を再開し、ネオンを灯している。
タイ国王崩御1ヶ月後のナナプラザ
ナナプラザがあるスクンビット・ソイ4は、白人客が集うバービアが数店舗営業している。
崩御後はナナプラザのネオンだけではなく、これらバービアもネオンを消灯し自粛した営業体制だった。
昨日からは、ナナプラザとともにバービアもネオンもネオンを灯し、通常通りの姿に戻っている。
11月14日は自粛営業の終了1日目とともに、毎年11月に行われる「ロイクラトン」が催された日。
ソンクランと並んでタイを代表する祭りで、旧暦12月の満月の日に、クラトンと呼ばれるロウソクや線香、花であしらった灯籠を水面に流し、水辺には沢山のタイ人で溢れる伝統的な行事だ。
ナナプラザではそのロイクラトン祝し、タイ伝統衣装に身を包んだ女性数名が、一階のスペースに登場。
ナナプラザ内で伝統行事を祝う舞いを披露した。
ナナプラザ1階奥のレディーボーイ専門店『TRUE OBSSION』の女性従業員、1階中央部にあるバービアーのママさんとも、この日から営業終了時間は午前2時と、崩御前と同じ営業時間に戻ると言う。
ナナプラザでも黒い衣装をまとったゴーゴー嬢が多く、まだ喪に服してはいるものの、30日間が経ちバンコクのナイトライフに灯が戻ったといえるだろう。
文/町ル田マチオ
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