タイ国王崩御2週間後のソイカウボーイ、 CRAZY HOUSE、テーメーカフェ

投稿日 2016.10.28

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10月13日(木曜日)にタイ国王が崩御し、昨晩で2週間が経った。
バンコクだけに留まらず全国のタイ国民の多くは黒い服をまとい、プミポン国王を偲び喪に服している姿が目立っている。

ソイカウボーイの入口では警察官によるチェック

2週間が経ちバンコクのナイトライフエリアではほとんどの店で営業を始めているが、喪に服している様子が伺える。
まずはソイカウボーイ。
スクンビット・ソイ23からソイカウボーイへ通じる入口で、警察官が待ち受けている。
大きなカバンを持っている者はすべてチェックされ、その模様をスマホのカメラで撮影する徹底ぶり。
警察たちの目的は「テロ防止のため」だそうだ。

soicowboy

3人の警察官が入口で待ち受けている

10月10日、タイ警察高官が
「10月下旬にバンコクおよび近郊で自動車爆弾事件が発生する可能性がある」
と発表。
各メディアでも伝えられ、いままさにその真っただ中である。
タイ:爆発事件発生の可能性に関する報道に伴う注意喚起

ソイカウボーイCRAZY HOUSEのいま

ソイカウボーイの各ゴーゴーバーは全店営業。
各店ともネオンを灯さず、BGMは控えているのは崩御直後から変わらない。

ただ1店、休業しているゴーゴーバーがある。
ソイカウボーイからソイ23を右折した場所にあるCRAZY HOUSE(クレイジーハウス)だ。
Twitterなどで流れる情報では
「軍の圧力によるもの」
と囁かれている。

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10月27日の夜は情報通り休業。
店前では即席のバーが開設され、ココで稼ごうと黒い服を着たスタッフが躍起になって客引きをしていてる。

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CRAZY HOUSEのスタッフ。「私を撮れ」というので撮影

店のスタッフによると、11月1日(月曜日)から営業を再開できるだろう、とのこと。
休業の理由については「改装中」だと言う。
ソイカウボーイに立っていた警察官にも同じ質問したが、彼らも苦笑まじりに「改装しているから」と話していた。

国王崩御2週間後のテーメーカフェ

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プミポン国王が崩御した数日間、休業していたテーメーカフェ。
10月15日の夜も休業していたが、店前には女を求めて来た男と、客を求めて来た女たちが集まり、100名近い男女が入り乱れ、異様な光景が広がっていた。

10月15日夜 テーメーカフェ前に大勢の男女が集まる

現在は営業を再開し、いつもの、いやいつも以上の賑わいを見せている。
店内を伺ったのは22時ごろ。
多数を占めていたのは日本人だが、他に韓国人、白人、ときにはアラブ人も目を輝かせ、品定めに夢中。

中で立つ女の半数以上は黒い服をまとい喪に服しているのだが、奮励努力しているのは売春である。

タイ王国は深い。

町ル田マチオ

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