“ジン”ダイアリー~第3回「ジーダイアリーは紳士たれ!?」

投稿日 2019.04.03

【4月1日(月)】G-Diaryの“G”とは?

「ジーダイアリー」編集部で仕事をするようになってから、他人様からもっとも聞かれる質問は「ジーダイアリーの“ジー”ってどういう意味?」っつうヤツです(笑)
皆さん、ご存知ですか?
実はコレ、Gentleman(紳士)のGです。
20年前の創刊号から、冊子の表紙にはずっと「紳士の日記/Gentleman’s Diary」って表記されていたんですが、誰もそんなトコ見てなかったってことですね!
ある方などは「紳士って、ジョーダンでしょっ」って腹抱えて大笑いしてました。
ん~やっぱり掲載内容からのイメージとあまりにもかけ離れているってことなんでしょうね。

更に先日はこの件でヒジョーに困りました。
「ジーダイアリー」の存在を知らない日本人女性と仲良くなって名刺を渡したところ、同じ質問が来たんでやはり「GentlemanのGです」と答えたら、「紳士の日記って、どんな事が載っているんですか!」って目を輝かせながら聞かれてしまいました(笑)
「・・・いや・・・その・・・あれですね・・・本当の紳士の日記らしいスタイルに・・・これからですね・・・改編していこうか、どうしようか・・・」とかなんとか、シドロモドロになりながら誤魔化し通しました。
紳士ぶって綺麗ごとを並べても、ホームページを見られてしまったら一発でバレちゃいますから(笑)

20年前の創刊号からしばらくは、「ジーダイアリー」の記事の骨格はまず「旅」であり、次に「(現地の)文化、生活情報」であり、「男のお楽しみ」は3番手だったんです。
長らくお付き合い頂いている広告主さんからは、「僕は仕事があるので旅なんか出来ないから、ジーダイさんの旅記事を本当に楽しみにしてたんですよ」って言われますから、 コレ本当の事です!
私自身はジーダイアリーにお世話になるまでは、4年近く中年バックパッカーをやってましたから、今後は旅記事主体でやれないこともないですけれど、「既に固定した読者イメージがあるからどうしたもんか?」って毎日悩んでます。

「コトバンク」で「紳士」を検索してみると「上品で礼儀正しく、教養の高い立派な男性」と定義されています。
じゃあ旅における紳士って何だろうって考えると、以下の様な感じですかね?
「旅先で現地の人に迷惑をかけない」
「旅先でトラブルに逢っても、冷静に処理する」
「いかがわしい所には行かず、何処でも健全にやり過ごす」
でもそんな旅の体験記を書いたって、筆力云々は別にして、一体誰がおもしろいって思って下さるでしょうか!

今日ジーダイアリーのバックナンバーをチェックしていたら、「ジーダイアリーなんてぶっ潰せ!」的なタイトルで、駐在員さんの奥様方に弊紙(今はサイトのみですが)に対するイメージを語って頂く特集を見つけました。
タイトル程過激な内容ではなかったですが、ふとインスピレーションが湧きました。
時代が変われば、言葉のニュアンスだって変わってきます。
今や「ジェントルマン」ってのは「女、子供入るべからずの領域で躍動する男」であってもいいんじゃないかって!

今のイメージを守り抜いて新しい紳士像を追及するか?
本来の意味での「紳士の日記」を追求するか?
今夜も悩み続けるジン・アタルであります。

【4月2日(火)】レディースダイアリー

大変有難いことですが、タイのソンクラーン、日本のGWを前にしたこの時期、ビュワー(閲覧者)数が急増しています。
それに伴って、問い合わせメールも増えています。
何の仕事をしていても、まず外部から実感出来る反応がある(アクセスがある)ってことは嬉しいものですね。

しかし困ったこともあります。
約一年半ほど前にアップされた“女性がitta”某マッサージ店の投稿記事があるんですが、そのマッサージ店の具体的な情報(店名、住所、電話番号等)は一切載せていませんので、
「何処だか教えてほしい」
「教えてもらえないなら、ヒントをくれ」
「絶対行きたいです。個人的に情報下さい」
といった問い合わせが多いのです。
実はいかに応対したらよいのか分からず、まだ返信が出来ていないのです。
この場を借りてお詫び致します。
また中には、別の女性専用マッサージ店の情報を送って下さった方もいました。
誠にありがたいのですが、せっかくの情報を活かす術が無いので申し訳なくて。

問い合わせ元のメルアドからは、その方の性別なんて判然としません。
でももし女性からであるならば、男性が想像する以上に、女性もその方面のお店を求めているってことですね。
上記の“女性がittaマッサージ店”のブログの中に、「約5%女性の読者がいる」と書かれてありますが、実際にはもっといらっしゃるかもしれない!?

女性読者も念頭に置いた情報収集なんてジーダイアリーでは必要ないと決め付けていたので、仕事上の使命がまたひとつ増えた様でいやはやなんとも。
しかし私には女性読者が喜ぶ情報をキャッチ出来る嗅覚があるとは思えないので、これはもう女性スタッフに加入して頂いた上で「レディースダイアリー」(もしくはエル・ダイアリー)のコンテンツを検討しないと!ってな事を在籍歴の長いタイ人女性スタッフに冗談半分で話したら、「今まで何度もその話は出たけど、結局誰も実行しなかった」とのことでした。
ちなみに先述の“女性がittaマッサージ店”のブログは「ガールズ・ダイアリー」というタイトルでしたが、何故か2回で終了しています。

ジーダイアリーの歴代編集員はなかなかのツワモノが多かったらしいですが、その彼らが「レディースダイアリー」に手をつけなかった理由は果たして?
冊子だと「女性は恥ずかしがって店頭で買えない」ってヨンダのか?
じゃあ今はウェブサイトだけなんで女性に閲覧してもらえるのか?
考えているだけで妙にドキドキしてきそうな「レディースダイアリー」。
どなたかやってみたい方はいませんか?
また出来そうな方を知りませんか?

「まずオマエがやってみせろよ。いい記事だったら女性協力者が集まってくるぞ」というご意見はゴモットモですが、女性のお客様を待っている“その方面の”女性やお店さんが私の様なオジサンに協力してくれるかどうか。

まったく昨日は「GentlemanのG」とか「新しい紳士像」とか言ってたくせに、今日は「淑女の日記」なんて考えているジン・アタル・・・あ~時間が足りない!じゃなくて、足りないのは私の脳みその方でして、どうか皆様、「レディースダイアリー」に限らずに読んでみたい新企画があったら是非ご提案を!

【お知らせ~ジーダイアリーでアルバイトしてみませんか】
ただ今ジーダイアリー編集部では、日本人アルバイトを若干名募集しています。
年齢や職歴など応募資格は特にありませんが、PCの基本操作が出来て、メディア製作がお好きなバンコク在住者に限ります。
ウェブサイト管理、取材、コラム執筆、営業等、業務全般において募集しています。
後に正社員雇用の場合もあります。

ご興味のある方は、まず下記までご連絡ください。
E-MAIL:editorial.gdiary@gmail.com
電話:099-280-5901(日本語OK)

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