ローカルエリアで遊ぼう – ラーチャプラロップの夜を探索
投稿日 2017.04.26
「ラーチャプラロップにも夜遊びスポットがありますよ!」
そんな情報を現地エリアに住むTさんから教えていただいた。
最近バンコクでは、プラカノンやオンヌットなど東側の開発が進んで日本人が流れている印象だが、今回はあえて西側のラーチャプラロップへ行ってみた。
目次
交通の便が良いラーチャプラロップエリア
私は今まで、ラーチャプラロップは不便な場所だと思っていた。
しかし、地図を見たり実際に行ってみると交通の便が良いことがわかった。
ラーチャプラロップに住んでいるTさんも、住んでいる理由の一つとして交通の便を挙げている。
交通機関が充実しており、通り名のラーチャプラロップを名前に使っているAirport Linkラーチャプラロップ駅がある。
さらにBTSヴィクトリーモニュメント駅(もしくはBTSパヤタイ駅)も近いので、BTSスクンビット線に乗れば乗り換えなしで行ける。
またバイクタクシーを使えば、伊勢丹の入っているセントラルワールドから一直線だ。
日本人が多く住んでいた『ラーチャプラロップタワーマンション』
ラーチャプラロップ駅から徒歩10分。
ここに『ラーチャプラロップタワーマンション』がそびえ立っている。
「昔は日本人がたくさん住んでいたけど、だんだん減ってきています」
ここに住んでいるTさんは語る。
日本語も通じて家賃が安く、日本人に人気だった『ラーチャプラロップタワーマンション』。
しかし、他のエリアにも同じ条件、もしくはそれ以上の条件での物件が増えてきたため、日本人が他のエリアに流れてしまっているとのことだった。
果たしてここ、ラーチャプラロップの夜遊びスポットはどんな場所なのだろうか?
名も無きタイ料理レストランで腹ごしらえ
当日はAirport Linkラーチャプラロップ駅でTさんと友達と待ち合わせ、3人でラーチャプラロップを周ることにした。
「腹が減っては戦はできぬ」ということでまずは腹ごしらえ。
ラーチャプラロップ通りに面してタイ料理店や中華料理店が軒を連ねているが、その中でも駅からも近く美味しいと、Tさんオススメのタイ料理レストランへ入った。
今回注文した料理
メニュー表にオススメと書いてあったので注文。
甘さもちょうどよく、味付けがグッド。
メニュー表に載っていないTさんのオススメ。
辛さを抑えてもらい、ピリ辛具合が美味しかった。
店員さんが豚肉が美味しいとの事で注文。
ほどよい脂ののりでアロし。
日本語を話せるヤップさん
日本語を少し話せる店員がいた。
おひげが印象的なヤップさんだ。
「昔はラーチャプラロップタワーマンションでクリーニングの仕事をしていたんだよ」
日本人客が多かったので、そこで日本語を少し話せるようになったのだとか。
「ここは店名が無いんだけど、料理には自信があるからまた来てね!」
店名が無いので、ラーチャプラロップを訪れた際は、ヤップさんの顔を目印に行ってみてほしい。
店舗情報
■店 名 なし
■営業時間 9:00~5:00
■電話番号 02-2473405
[駅からは少し遠め] 高架下の屋台
駅からは離れるが、ラーチャプラロップ通りを北上して右手にある高架下に、ローカル感漂う屋台がいくつか集中している。
夜遅くに行ったが、タイ人の仲間同士で1つのテーブルを囲んで飲んでいた。
近くに朝市場もあるので、日中の方が人が多く訪れやすいかと思う。
最高齢はなんと●●歳!? マッサージパーラー『チャオプラヤー2』
食欲は満たされたので、お店から歩いてすぐのマッサージパーラー『チャオプラヤー2』を目指した。
この付近には何店舗かマッサージパーラーがあったが閉店が相次ぎ、今ではこの『チャオプラヤー2』のみとなってしまった。
訪れたのは21時前。
入って左側に金魚鉢、右側に客が座るテーブルというフロア構成。
客はタイ人のみで2組のタイ人グループが嬢をつけて食事をしていた。
私たちはビールを注文し、じっくり鑑賞することにした。
大きな金魚鉢
金魚鉢はなかなか大きい。
30人くらいの嬢が座っていた。
コンシアによると、女の子の年齢層はだいたい30代以上。
鉢内は5段になっており、嬢は3つのグループに分かれていた。
一番左側のグループは、ボディマッサージ嬢グループ 2,000バーツ。
その右側(中央左)は、スーパーモデル嬢グループ 2,100バーツ。
真ん中より右側は、古式マッサージ嬢グループ 1,800バーツ。
ここで気になったことがある。
スーパーモデルが1人もいないのだ!
「スーパーモデルを見たい」とコンシアに言うも、
「まだ当分帰ってこないかなー。スーパーモデルとやりたいなら18時前に来てね」
との残念な返答だった。
しかしTさん曰く、
「何度かチャオプラヤー2には来たことがあるが、18時前でもスーパーモデルを見たことがない」
タイ人のお金持ちがよく来店しているので、もしかしたらその人たちに囲われているのかもしれない。
熟女ではない、枯れ女がいた
ん~良い子がいないなーと見渡していると、
1番右奥(古式マッサージグループ)の最上段に、明らかに年齢が高そうな嬢がいた。
私は眼鏡を拭きなおし、再度見たがやはり年齢が相当いっている気がする…
コンシアにあの嬢の年齢を聞いてみると、
「あの人は60歳だよ」
か、還暦!!
「枯れ専」というジャンルを聞いたことがあったが、本当にそういうジャンルがあるとは…
しかも枯れ女が3人もいる…
さすがは「母なる川」と呼ばれる「チャオプラヤー」を店名にしているだけはある。
店のコンセプト通りの嬢かもしれない。
店舗情報
チャオプラヤー2(CHAOPHYA2)
■営業時間 12:00~
■電話番号 02-2455740-3 / 02-2453942
カラオケ店を物色
時刻は22時。
この時間帯ならカラオケ店もほどよく盛り上がっていて楽しめるのではないか。
私たちはラーチャプラロップ通りを北上。
すると、ローカル感が漂うネオンの光が見えてきた。
4店舗ともラーチャプラロップ通りを挟んで近くにあるので、1店舗ずつ見てみることにした。
(※各店舗、営業時間は20時~2時)
Khong Thong Karaoke
ラーチャプラロップ通りの東側から物色してみることにし、1店舗目。
店内には1,2名の客がいるみたいだ。
お店の前に女の子はおらず、代わりにおっちゃんが座っていた。
「今は女の子はいないよ」
女の子が付かないのでは意味がない。
ということで2店舗目へと進んだ。
Malee Club
少し北へ歩くと、2店舗目の『Malee Club』があった。
店の前では2人の女の子が待機していたので、立ち止まって話しかけてみることにした。
少し話しをしていると、店内から1人の女の子が出てきた。
髪が薄く、歯並びも悪い感じだ。
その女の子はどこかへ出かけるらしく、私を一瞥すると去って行った。
いろんな女の子が働いているんだなーと呆然としてしまった…
ぽかんと口を開けている私を見て、座っている女の子が聞いてきた。
「今は私たち2人しかいないけど、遊んでいく?」
こちらは3人だ。
人数が合わない。
私たちは次の店舗へ期待し、更に北へ北へと向かった。
3店舗目はラーチャプラロップ通りの西側にあるので、歩道橋を渡って反対側へ。
Areena Karaoke
店の前には女の子が1人座っていた。
私たちの方をちらっと見たが、すぐにスマホへ目を戻し無視の状態だ。
女の子にオープンしていることを確認し店内に入ってみたが、男性店員が1人いるだけで営業している雰囲気はゼロ。
私たちは座らずに『Areena Karaoke』を後にした。
PILIN CLUB
PILIN CLUBは店の前に女の子が4人おり、ソムタムを食べていた。
今までのカラオケ店の中で1番良さそうだ。
私たちはPILIN CLUBへ入店を決めた。
PILIN CLUBへ突撃
私たちは人数を告げて入店。
客は誰もいなかったが、年配のママさんらしき人2人がボックス席でウィスキーを飲んでいた。
寂れたスナックのような感じだ。
突然の日本人の訪問に驚いたようで少し変な空気になったが、店員がメニュー表を持ってきてくれた。
さすがローカルカラオケ店だけあって安い。
メニュー表にはジョニーウォーカーなどのオシャレ?なウィスキーはなかったが、ビール大瓶約150バーツ、ボトルもタイのウィスキー「285」なら480バーツだ。
私たちは「285」のボトルを注文した。
マツコが付く
店員から「女の子を付けるか」聞かれないので、こちらから近くにいたマツコデ●ックス似の店員(以下、マツコ)へ女の子を付けたい旨を伝えた。
「そう、わかった。ちょっと待ってね」
マツコはそう言うと店の奥からグラスを持って私たちのテーブルへと戻っきた。
そして自分の飲み物を作り出し、
「はい、かんぱーい」
ってマツコが付くんかい!
てっきり飲み物を持ってきてくれたりする店員だと思っていたが、どうやらバリバリの現役カラオケ嬢とのことだった。
マツコは私の隣に付き、私の身体の横幅2倍はありそうな身体を揺らして笑っている。
するとTさんの隣にもミカちゃん(仮名)が付いた。
もの静かな女の子で、ここで働き初めて1ヶ月という新人ちゃん。
ミカちゃんはウィスキーが飲めないらしく、ビールを注文したいと言ってきた。
ローカルのカラオケ店だと、タイウイスキーかビールくらいしかないだろうから、その内の一択が飲めないとなると厳しいのではないだろうか…
ママさんだと思っていたら…
男3人、女2人の状態で話していたが、女の子がもう1人来る気配もない。
私はもう1人女の子を呼んでもらおうと、近くのボックス席で飲み続けているママさんを呼んだ。
「ママさん、もう1人女の子を付けたいんだけど」
するとマツコが、
「いやーねー、ママさんじゃないわよ。彼女もカラオケ嬢よ」
ママさんだと思っていたが、現役カラオケ嬢とのことだ。
マッサージパーラーの『チャオプラヤー2』といい、ラーチャプラロップエリアは熟専、枯れ専の方にとっては天国だと思われる。
私は店の外に待機している女の子のもとへ向かった。
色白の人気嬢!?
女の子たちは、相変わらずソムタムを食べていた。
その中の、色白でかわいいユリちゃん(仮名)に目が引かれた。
タンクトップから覗く谷間がなんともエロい。
一緒に飲もうと伝えたが、ユリちゃんはまだソムタムを食べたいようだったので、私は先に店内に戻った。
ユリちゃんは、私の誘いよりもソムタムを選んだのだ。悲しい。
しばらくしてユリちゃんが来て、私の友達に付いた。
ユリちゃんは接客に慣れているようで、
「私日本語知ってるよ。『イクイク~』」
日本のAVを見て覚えたという日本語を使って、コミュニケーションを取ってくる。
また、私の友達へボディータッチをしていたがそれも何故かエロい!
つい先日彼女と別れたという友達も、まんざらではない顔だ。
その光景を見てか、マツコも負けじと私へボディータッチをしてきた。
パワーがあるせいか、若干痛かったのは黙っておこう。
チップ、チップ
1時間経った頃だろうか、タイ人の男性2人の客が入店してきた。
どうやらユリちゃんの馴染み客のようで、ユリちゃんは席を離れ馴染み客の相手を始めた。
マツコに、店の女の子の人数を聞くと7人しかいないとのことだ。
どう見てもボックス席は7つ以上ある。
客が増えてくると、どうしても1人の女の子が複数のボックスを見たり、なかなか女の子がつけなかったりということがあるそうだ。
しばらくするとユリちゃんは戻ってきたが、これから客が増えてくると男3人で飲む時間が増えてきそうだ。
ちょうどウイスキーのボトルも空いたので、お会計をすることにした。
すると、それまで静かだった新人のミカちゃんが、
「あなたチップ100バーツ。あなたもチップ100バーツね」
と頻りに言ってくる。
まだ伝票もきていない。
しかも結構しつこい…
会計を早々に済ませ、私たちは「チップ、チップ」という言葉にせっつかれながら店を出た。
ローカルカラオケ店なので、日本語は通じない。
(「イクイク〜」は通じるのだろうか?」)
タニヤやスクンビットの日本人相手のカラオケとは違うということを踏まえた上で、遊びに行ってほしい。
初めて訪問する際は、他のタイ人客が来る前に入店して女の子と遊ぶのがいいかと思う。
[飲み足りない人は] 以前は置屋だった? 『The Best PUB』
Tさんによると以前ここは置屋だったとのこと。
現在はPUBとして営業。
1階はカウンターとテーブル、ビリヤードも1台置いてあり、上の階にはカラオケができる部屋がある。
遅い時間帯からタイ人で賑わうとのことなので、飲み足りない人は覗いてみるのもいいかも。
[連れ込みホテル] 暗くてあやしい『PARKINN HOTEL』
『PARKINN HOTEL』は、前出の『The Best PUB』の対面にある。
『The Best PUB』を出て目と鼻の先にあるので、飲み過ぎて千鳥足だろうが何だろうが、這ってでも行ける。
もし『The Best PUB』で女の子と良い雰囲気になったら、ここで良い夜を過ごすことになるかと思う。
料金は、ショート 225バーツ / ロング 550バーツ。
[最後の〆は] 24時間営業のクイジャップ屋
飲んで遊んで疲れたあとは麺類が食べたい…
そんな方はBTSヴィクトリーモニュメント駅近くにある、24時間営業のクイジャップ屋がオススメ。
以下のリンク先に、クイジャップ屋の情報を載せています。
バンコク24時間レストラン BTSヴィクトリーモニュメント駅近く『クイジャップ ナムコン アヌサワリー』
ラーチャプラロップエリア総括
日本人が減ってきているとのことで、ローカル感が好きな人にはいいかもしれないエリアだ。
女遊びをメインで行かれる方は、「女の子の年齢が高い」ということを心に留めておいてほしい。
また、今回紹介した店のマップを作成したので、ラーチャプラロップへ行く際にはご覧下さい。