タイ国王崩御10日後のパタヤ・ウォーキングストリート

投稿日 2016.10.24

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「タイ国王が崩御してから、タイのナイトライフエリアはどうなっているのか?」

このような質問メール、コメントが多数寄せられ、先日以下の記事でタイ国王が崩御し1週間後のナナプラザおよびソイカウボーイの様子をお伝えした。

タイ国王崩御1週間後のソイカウボーイとナナプラザ

ではパタヤはどうなのか。
タイでもっともゴーゴーバーが密集しているウォーキングストリートの様子をこの目で確かめるべく、エカマイからバスに乗り、俗念と邪念に満ち溢れたパタヤへGO。

ネオンが煌びやかなウォーキングストリート

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結論から申し上げると、ほとんどのゴーゴーバーは通常と何ら変わらず、店前では嬢による呼び込みが姦しく、店内ではBGMが流れゴーゴー嬢は腰をくねらせている。
さすが世界で指折りの煩悩炸裂街。
とはいえ、点在しているバーでのバンド演奏が一切なく、通常のウォーキングストリートよりも騒がしさがおさえられている。
いつもなら白人のおっさんが喜びそうな70年代、80年代ロックをコピーするバンドが数十メートル間隔のバーで演奏され、ローリングストーンズとガンズアンドローゼスの曲が右耳と左耳から同時に入ってくるという、異世界なステレオサウンドを聴かせてくれていたのだ。

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それらのバーは閑散としているため、通常よりも客足が少なく映るが、ゴーゴーバーの店内が活気に満ち溢れいるのは、世界中から欲念邪意が蝟集するウォーキングストリートだからこそだろう。
数ヶ月ぶりに訪れてみると、見たことの無いゴーゴーバーがあったり、新施設の建設が始まっていたりと、変容を見せていたので併せてレポートしたい。

 

ウォーキングストリート TABOO

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ビーチロードからウォーキングストリートに突入し、100メートルほど進んだ右手に立地する、TABOOなるゴーゴーバー。
オープンしてどれほど経っているのかは不明だが、初見である。
店内を観察したが、パッとしたメンツがおらずドリンクを注文せず退散。
オープンして間もないため、嬢が集められていないのか。

 

ウォーキングストリート Nui’s Club2

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どこかにClub1があるのかどうかは知らない。
アルファベットの他、韓国語と日本語をデカデカと上下に配置した画期的な看板は目をひくが、なんだか入店する気になれずスルー。
店前に立つ子はフツー。

 

ウォーキングストリート Bliss

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「至福の喜び」という意味を持つ店名のBliss。
店内で踊るゴーゴー嬢を見る限り、私に至福の喜びを与えてくれそうな天使は見当たらず、席に座るまでにいたらなかった。
God Bless You

 

ウォーキングストリート G SPOT

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確か同店名のゴーゴーバーが以前、ナナプラザにあったと思うのだが、同じオーナーなのかは不明。
Wikipediaによると

膣壁前方上部の小さな領域からさらに場所を特定すると恥骨の直下にある、女性の尿道海綿体のことである。

というのが本来の意味。
私はてっきり日本語のエロ造語かと思っていたら、きちんとした医学用語だった。
なにごとも調べてみなければいけないなと、反省しながらG SPOT紹介。
それなりに嬢の数は揃っていたが、私の腰を席に下ろすまでの力はなく、すごすごと退散。
ちなみに「ELECTRIC BLUE」やの「DOLL HOUSE」の看板も同じ場所に掲げられていた。
通りの奥に立地しているようである。
「DOLL HOUSE」は以前、後に紹介するムエタイリング脇を通った奥に立地していたが、数年前に閉店。
私がよく通っていたゴーゴーだけに、数年ぶりに看板を目にし懐かしさがこみあげ、むせび泣きそうになった。

 

ウォーキングストリート PALACE GOGO

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入店しステージ上を一瞥して驚愕。
私が入店したタイミングは、ダンサー全員が上半身裸、つまりトップレスという上品なお姿で踊っていたのだ。
一般的に、トップレスで踊っている店は、芋臭い嬢が占めていることが多いが、PLACE GOGOは容姿のレベルも高い。
私が席に座り、ドリンクをオーダーしたのは言うまでもナシ。
鰻の寝床のような店内には、その構造に合わせた細長いステージが設けられ、私はお誕生日席よろしく、一番奥の席へと通された。
てっきり1年以内にオープンした比較的新しい店かと思っていたら、店員に聞くと2年ほど経っていると言う。

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ここで驚くゴーゴー嬢に出会った。
トップレス嬢の一団が踊り終え、衣装を着たゴーゴー嬢が踊り始めたのだが、私の眼前で踊る小腹の出た、推定年齢32歳と思われる嬢である。
「お腹の中に何人子どもがいるの〜?」
なんて揶揄いながら喋っていたら、彼女は自身の胸元に手を入れ、分厚い紙束を取り出した。
それは紙束ではなくバーツ札だった。
客がチップとして放り投げるピンポン玉を必死にかき集めた汗の結晶である。

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折り畳めないほどの20バーツ札を、ステージ下の女性スタッフに数えさせたところ、なんと1500バーツ!
80枚弱の20バーツ札を胸元に忍ばせていたのである。

「ピンポン玉ばかり集めているのは楽しくないわよ〜」

なんて言ってたが、彼女は今後も“ピンポン玉収集業”のプロフェッションとして、PLACE GOGOで活躍するに違いない。
ちなみに、「PALCE GOGO」で嬢を連れ出すなら、ショートで女の子へのチップ3000バーツ、ペイバー代1000バーツ。
ロングならチップ5000バーツ、ペイバー代も跳ね上がり1500バーツ。
バンコクより相場が高くなっているのは、なぜなんでしょうか……。

 

2017年にオープン予定の新施設が建設

ゴーゴーバーだけではなくその他の様子もお伝えしておこう。
ウォーキングストリートで唯一、日本人向けカラオケBARとしてオープンした「WOOD BALL PATTAYA」。
こちらも通常と変わらず営業中。

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ウォーキングストリートの中心で、工事が始まっていた。
「Midnight Pattaya」という施設が建設中で、2017年完成予定を掲げている。
看板を見る限りショッピングモールのような施設だが、ウォーキングストリートで買い物しますかね!

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レディーボーイの立ちんぼも絶賛営業中

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レディーボーイの立ちんぼも健在である。
ピンクの洋服を着たLBは、早足で闊歩し男を物色。
ちなみに、先日アップした記事ではレディーボーイたちが理性を失い暴れまくっている動画4選を紹介している。

レディーボーイを怒らせると超ヤバい!LB乱闘動画4選

 

ムエタイショーの会場は閑散

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ウォーキングストリートの名物に、ムエタイリングでの実戦ショーがある。
客席まで設けられ、いつもなら大勢の客で賑わっているが、この日は誰一人もおらず、ムエタイ選手はやることがなくリング上から通りを眺めているだけだった。

この日のウォーキングストリートの模様は、モバイルで動画も撮影しYouTubeで公開している。

バンド演奏を控えるのは、ソイカウボーイなどと同じく崩御1ヶ月ではないかと思う。
ゴーゴーバーなどは以前とほぼ変わらない営業スタイルなので、パタヤでのナイトライフを満喫し、欲念や邪念をフルに発揮していただきたい。

町ル田マチオ

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4 件のコメント

  • 匿名 より:

    いつも楽しく見てます!
    11月にタイに行こうと思っていますがテーメーカフェやMPの現状がどのようになっているか気になっています。もしよろしければリポートお願いします‼︎

    • Gダイアリー編集部 より:

      いつもご覧いただきありがとうございます。
      MPやテーメーは通常営業となっています。

  • タスパ より:

    こんにちは!ルート66などのナイトクラブも影響停止している感じでしょうか…

    • Gダイアリー編集部 より:

      RCAは取材していませんが、現時点では休業しているというニュースは聞いておりませんので営業していると思います。

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