酔狂ナイトマーケットVol.6:コロナで閉店している『テーメーカフェ』前の現状。〜デビューしたばかりのオーイという女〜

投稿日 2021.01.24

2020年12月17日、バンコク隣県のサムットサコーン県にある市場で、コロナのクラスターが発生。
548名の新規感染者が発表された。
このことが引き金となり、バンコクをはじめタイ全土に新規感染者が増加。
バンコクでは飲食店での種類提供を禁じたり、バーやナイトクラブ、マッサージ店など数業種の営業を停止するよう命じることになった。
営業を禁じられた業種の中には私の憩いの場でもある『テーメーカフェ』も含まれている。
昨年4月に続き、二度目の営業停止。
コロナの野郎は、またしても私の“楽しみ”を奪ったのである。
2021年1月2日より始まった『テーメーカフェ』の営業停止により、私の性的衝動は日に日に増すばかり。
次第に仕事中も性的なことばかりが脳内を占めるようになり、ミスを多発。
上司に叱責されることも増え、
「お前、クビにするぞこの野郎!」
とまで言われる始末。
たかだか3万バーツの月給とはいえ、この収入がなくなってしまうと『テーメーカフェ』に行けないどころか飯すら食えず、オナニーライフも奪われることになってしまう。

それだけは避けなければならない。
とはいえ、『テーメーカフェ』を始めエロマッサージやMP、ゴーゴーバーなど、私の性衝動を発散できる場所はすべてクローズ。
出来ることといえば自慰だが、毎夜2度の発射をしているにも関わらず、肉棒は私の右手では満足できなくなっている。
前回と前々回お世話になったパムは、すでにドバイへ経ってしまい数ヶ月は会えない。

さぁどうする。
狭くて小汚い部屋で、勃起した肉棒を右手でしごきながら思考した。
すると1つの案が閃いた。
『テーメーカフェ』が閉まっているということは、仕事を失ったテーメー嬢たちは『テーメーカフェ』前で立ちんぼをしているのではないだろうか、という推測である。
閃いた刹那、陰茎の硬度はアップ。
すぐさまブリーフパンツを履き陰茎を収納した私は、『テーメーカフェ』へと急いだ。

『テーメーカフェ』前で出会ったオーイという女

22時を過ぎた『テーメーカフェ』の前には、女たちが各々好きな立ち位置で並んでいる。
私の推測は当たっていた。
数にして20名程度。
2割程度はレディーボーイも混じっているので、それを省いても10名以上から選ぶことができる。
私はさっそく品定めに取り掛かった。
品定めにあたり私の留意点として、練達のテーメー嬢は避けることである。
手慣れたテーメー嬢を見分ける私なりの方法は、彼女たちの目を見ることだ。
必ず視線を合わせ微笑んでくるのは、ほぼ間違いなく“テーメープロ”である。
もう1点、積極的に日本語で話しかけてくる女もそうだ。
慣れていない女は恥じらいがあるため、私と視線を合わすことなく、話しかけてくることもない。
その条件をクリアーし、そのうえある程度の容姿レベルの女を選ぶのが任務である。
しばらく品定めをしていると、1人の女に目が留まった。
ショートカットでおしとやかな雰囲気。
細過ぎない体型は私好みである。
私は彼女に話しかけた。

「ショートタイムでいくらなの?」

「2000バーツよ。場所はある?」

『テーメーカフェ』店内では2500バーツが一般的な価格なので、コロナの影響で相場崩れを起こしているのだろう。
私は自身の小汚い部屋へ連れ込むのは躊躇われたため、『テーメーカフェ』上階のホテルにしようと提案。
オーイと名乗る彼女は柔らかな笑みをたたえ、こくりと頷いた。

コンドームを友達から仕入れてくれた

ホテルの受付けに行き500バーツを支払った。
スタッフから「コンドームは?」と聞かれ、私は思い出した。
私のカバンに仕込んでおいたコンドームは、パムとの2回戦で使い果たしたまんまだったのだ。
ホテルの受付けでも販売しているが、安物のコンドームが100バーツというぼったくり価格である。
とはいえ購入するしか道はなく、しぶしぶながら財布を取り出そうとすると、オーイは私にとある提案を持ちかけた。

「私の友達が持っているからもらってくる。ここで待っていて」

彼女はそう言い、外にいた友達からゲットすると笑顔で戻ってきた。
なんていい子なんだ!
この時点で私の陰茎は半勃起。
エレベーターで3階まで上がり部屋の前まで来た時にはフル勃起にまで達していた。

君の秘部を舐めたいんだ…

数ヶ月前から毎月のように通い始めた『テーメーカフェ』。
利用している上階のホテルは馴染みといって過言ではない。
いつもと変わらない内装の部屋へ入ると、オーイは「シャワーを浴びるね」と言いシャワールームへ。
彼女は私の前で服を脱がず、シャワールームへ入り裸になった。
練達のテーメー嬢だと“恥じらい”が完全に喪失されてしまっているため、私の前で平気で裸体になるが、やはり彼女はテーメーデビューしたばかりなのだろう。
私の陰茎はさらに硬度アップ。
ギンギンに勃ちあがったイチモツをさらけ出し、追いかけるようにシャワールームへ入室。
こぶりな乳房、豊満なヒップを露わにしたオーイは、泡だてたソープでギラついた私の肉棒を両手で優しく包み込む。
いますぐにでも挿入したい衝動をぐっと抑え、シャワーから出た私はベッドで仰向けになった。

オーイは私に寄り添い、左手で私の触覚をゆっくりとしごきながら、舌先で優しく乳首を舐め始める。
決して激しくはないが、慣れていない女の愛撫は私を昂らせた。
両乳首を丁寧に舌先で弄んだ彼女は、友人からゲットしたコンドームを触覚に装着。
ゆっくりと口に含み喉奥まで頬張る彼女に、愛おしさを感じた。

クンニがしたい…。

封印していたはずの衝動がマグマのように沸き起こり、私の思考回路を征服した。

薄黒いツボミに欲情して

私はオーイを仰向けにし、まずは舌先で乳首をもてあそぶ。
オーイの口から吐息が漏れた。
小ぶりな乳房を味わいながら、右手を割れ目へと添える。
秘部に潜む突起を指先で愛撫すると、オーイの吐息はさらに熱を増した。
私は彼女の秘部に顔を近づける。
短い薄毛に囲まれた秘部はしっとりと濡れ、湿地帯と化していた。
割れ目に沿って舌を伸ばし、蜜を味わう。
オーイは恥じらいを捨てて声を漏らした。
舌先でクリとリスの皮をむき、核心をもてあそぶと腰がなんども浮き、蜜はしっとりと溢れ出す。
彼女の秘部なら何時間でも味わえるような気さえした。
しかし私の性衝動は限界。
すでに帽子を装着していたイチモツを割れ目へとあてがい、突起を何度も刺激し、ゆっくり内部へといざなった。
彼女の最も奥に潜む“女”をイチモツで突くと、彼女は両手で枕を掴み、喘ぐ。
秘部から溢れ出る蜜はとめどなく、私のイチモツはいやらしくテラテラと輝き始めた。

私はバックに体勢を変え、むき出しになった豊満な尻を両手で掴む。
丸見えになった薄黒いアナルさえ愛おしい。
私は蜜で濡れた肉棒を数秒見つめると、アナルの下部に位置する秘部へと挿し込んだ。
オーイは顔を枕に押し付け、声をあげる。
愛液で鈍く光る陰茎は幾度も秘部へ吸い込まれ、そのたびに彼女の薄黒いツボミはひくひくと痙攣。
尻の穴がこれほど愛おしいと思ったことはなかった。
このツボミも舐め回し、欲望の塊をぶち込みたい。
ブラックホールへの性衝動は私を極限まで昂ぶらせ、最終局面が近づいてきた。
正常位に体勢を変えると、薄毛の秘部はイチモツの欲望すべてを吸い込んだ。

コロナだったからこそ君に出会えた

「いっぱい出たね」

オーイは外したコンドームを手に持ち微笑んだ。
君のアナルを見ていると興奮したんだよ、なんてとても口には出来ず、「気持ちよかったから」と適当にはぐらかした。
特にプレイが激しかったわけでもなく、テクニックが長けてわけでもなかったが、異様なまでに興奮したのは彼女と肌が合ったからだろう。
もし『テーメーカフェ』が通常通り営業していたら、彼女と出会えていなかったかもしれない。
LINEを交換した私は帰路の途中、彼女のプロフィール写真を眺めた。
コロナのおかげで仕事に手がつかず解雇になりそうな状況だったけど、君のおかげでまた明日から頑張れそうだ。

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