酔狂ナイトマーケットVol.5:もう一度会いたくなった『テーメーカフェ』のバムという女

投稿日 2020.12.18

終業時刻が近づくにつれ私の心は踊らずにはいられない。
今日は金曜日。
長い1週間だった。
週初めの月曜日はあまりにも気分が落ち込んだので、仕事終わりに『テーメーカフェ』へ来訪。
赤ワインを飲みながらテーメー嬢を観察していたらテンションが上がるだろうとの狙いだったが、眺めているだけでは終わらず、メイという女に声をかけられ3Pを提案された私はそのままホテルへチェックインしたのである。
その顛末は前回の記事で執筆した通りだが、彼女たちのおかげで今週を乗り切れたといって過言ではない。
テーメー嬢から英気を得ているなんて、私はすっかり“テーメーカフェの悪魔”に取り憑かれたようだ。
月曜日の3Pは私を躁状態に引き上げてくれたが、さすがに金曜日になると精神は落ち込み、『テーメーカフェ』へ引き寄せられるように来店したのである。

やはり金曜日の夜だけあり、月曜日よりも女が揃っている。
数えたところ20名ほど。
それなりに可愛い子もいて、ふだんなら連れ出しているだろうが、なぜか今宵はイマイチ心が乗らない。
その理由は分かっていた。
月曜日に3Pで交わったバムという女がずっと脳裏から離れないからだ。

テーメー嬢のパムとチムチュム鍋をつつく

注文したビアシンを飲み干すと、スマホを取り出しLINEを立ち上げる。
「What are you doing tonight?」
バムに宛てたメッセージだ。
前回の記事にも執筆したように、彼女のプレイは私の本能を虜にするほどの魔力があった。
シリコンを入れていない豊満な天然乳。
むさぼるような激しいフェラ。
騎乗位での狂ったような腰使い。
イサーン娘とは思えない白い肌。
すべてが脳裏に深く刻み込まれ、思い出すだけで半勃ちにさせる女である。
バムは翌日の土曜日にドバイへ旅立つと言っていたので、今夜がバンコクでのラストナイト。
今宵を逃すと当分、彼女には会えない。
そう考えると『テーメーカフェ』で連れ出す気分が薄れてしまい、彼女にLINEを送ったのだ。
バムからは即座にメッセージが返ってきた。

「Nothing.You want to meet me?」

オブコースだ。
私は自宅があるオンヌット界隈で待ち合わせようと彼女に伝え、『テーメーカフェ』を後にした。

夕刻、オンヌット駅前の商業施設『センチュリー』の前で待つこと20分。
彼女からLINEで「3分ほど遅れる」と連絡があったが、3分経っても現れず、10分経ったころに連絡してみたところ「あと3分」と言われ、さらにそれから10分経った。
タイ人女性と待ち合わせる際、ちょっとやそっとの遅刻でイライラしていては、チ●コの勃ちが悪くなるというもの。
私は平常心を保ちつつ『センチュリー』の前で突っ立っていると、パムが現れた。

「お腹すいたー!」

彼女は笑顔で接近。
すかさず腕を私の腕に絡め、恋人のように接する。
無邪気だ。
夕暮れ時のオンヌット駅前は帰宅を急ぐ人々で賑わっている。
私たちは人の群れをかき分けるように進み、タクシーを捕まえてイサーン料理屋へと向かった。

オンヌット通りに面して立地するローカル食堂である。
彼女のリクエストはイサーン料理の定番であるチムチュム鍋。
ドバイへ旅立つとしばらくは本場のタイ料理は口にできないためか、パムはあれもこれもと料理をオーダー。
止まらないトークを繰り広げつつ、それらを口に運ぶ姿は愛おしい。

ただ食事をしているだけだというのに、私の愚息は半勃ちである。
いや、8割がた勃起しているといっていいだろう。
頭の中が完全にパムに侵されている。
食事を終えると、8割勃起のままタクシーで我が家へと向かった。

まさかの二回戦に突入!

我が家の貧相なベッドに仰向けになると、パムが覆いかぶさってきた。
首元から乳首へかけて舌を滑らせていく。
ピンポイントでウィークポイントを攻めていくのは、私の急所をすでに見抜いているからだろうか。
半世紀近く生きてきたおっさんが、恥じらうことなく「あふん、あふん」と喘ぎ声を発してしまうのは、彼女の技量によるものである。
パムの舌先は乳首からヘソへ移り、肉棒付近まで滑っていく。
玉袋からアナルにかけて激しく舐め回し、私を翻弄。
背筋に電流が流れるかのような痺れを感じ、肉棒の先からはとろりとろりと汁が溢れてくる。
このまま続行されると数分で暴発するのは間違いない。
彼女はそれを見抜いたのだろう。

「コンドーム付けよっか?」

このあたりのタイミングを察するのも、パムの異常な能力といっていいだろう。
唾液でべっとりと濡れた肉棒に、お帽子が装着された。
パムは騎乗位の態勢をとり、湿地帯と化した割れ目にゆっくりと挿入する。
白目を剥き、天井を仰ぎ見る。
すると、えげつない腰のローリングが始めた。

そういえば前回の3Pでもそうだった。
騎乗位で彼女のペースのまま進めてしまったら、中学生並みの早漏っぷりを露呈してしまう。
私は早々に正常位へ態勢を変え、覆いかぶさった。
パムは両手で私の顔を引き寄せ、唇を重ね舌をねじ込んでくる。
ディープキスも変わらず激しい。

夢中で舌を絡ませているとマグマがどんどんと迫り上がってきて、予定していた発射時刻よりもかなり早まり、ものの数分で大量発射と相成ってしまった。

「たくさん出たねー。2回目もがんばれる?」

パムは24歳。
血気盛んなお年頃である。私の早漏発射では物足りないのだろう。
私はといえばここ数年、連続2回戦などしたことがない。
もともと1回終わってしまうと復活するまでが遅く、二回戦をやろうという気にすらならないためである。
しかし、この夜は違った。
添い寝をしながらたわいもない会話を10分ほどしていると、パムはいきなり再戦をするべくフェラを開始。
2回戦など可能なのかと不安だったが、私の愚息はみるみる硬度をますではないか!
2度目ならばさきほどよりは長期戦が可能であるし、パムを喜ばせられるだろう。
そう意気込み正常位で合体。
しかし私の愚息は思惑通りにはならず、たかだか3分ほどで終了してしまった。

「またドバイから帰ってきたら連絡するねー」

私の部屋を出ていく際、彼女は笑顔で手を振りながら去っていった。
見知らぬドバイで彼女は親類のタイ料理屋で働くという。
昼はタイ料理屋で働き、夜になるとドバイの男たちに抱かれるのだろうか…。

ベッドにうつぶせになると、彼女の残り香が鼻腔をくすぐる。
私の愚息が、またうずき始めた。
(田中ロッブリー)

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