“ジン”ダイアリー~第1回「タイの女性にモテル秘訣教えます」

投稿日 2019.03.27

【3月24日(日)】タイの女性にモテル秘訣教えます

皆様、お久しぶりでございます。
神中(ジン アタル)です。
と言っても私の事を覚えている読者さんがいらっしゃるかどうか!?
昨年の5月まで「GIA調査レポート」という連載コラムを「ジーダイアリー」へ投稿しておりました。

その後も色々と「ジーダイアリー」との縁が続き、二ヶ月前から編集部で仕事をさせて頂いていますが、やっと業務に慣れた最近、「毎日コラムを書き続けろ!」とオーナーさんからキツ~イお達しが!
毎日なんてゾッとするような指示ですよね・・・。
しかし「ジーダイアリー」のダイアリーとは日記であり、ちょっとバックナンバーを漁ってみましたが、いわゆる「手記」はあっても長く継続された「日記」形式のコラムは無かったようです。
そこで「日記は読者さんと近しくなれる有効な手段」と決め込んでこの度決行することにしました!
毎日は無理でも、出来るだけ早いスピードで投稿してみます。
名付けて「ジーダイアリー」ならぬ「ジンダイアリー」!
皆様にバンコク、タイ、東南アジアの「風の音」「土の匂い」「空気の肌ざわり」「地域に住む人の笑い声や泣き声」が伝わることを願って書いていきます。

とりあえず初回は軽~いネタからいきましょうか。
今年の日本のゴールデンウィークは最長で10連休もとれるそうで、さぞかし、ここバンコクには日本人旅行者が急増することでしょう!
「ジーダイアリーに勤めてます」って他人様に言うと、旅行者さんの反応はほとんどソッコーで「おもしろい夜遊びスポット(オススメ店)を教えて下さい」ですね(笑)
そこで、オススメ店はさておき、もうすぐ急増する旅行者さん、特にタイ初心者の旅行者さんの為に、
夜遊びの際にタイの女性にモテル秘訣をお教え致しましょう!
コピペ操作のご準備願います。

①髪の毛、髭、鼻毛、爪などの身だしなみを整えておく事
②ラフ過ぎるファッションは控える事
③「俺は日本人だ!」的にタイやタイ女性を見下す態度をとらない事
④「サワディ―カップ」(こんにちは)、「コップンカップ」(ありがとうございます)、「アロイ」(美味しい)、「コートー」(“軽い”ごめんなさい)等の挨拶タイ語ぐらいは覚えておくこと。また「スゥワイ」(綺麗)、「ナーラック」(かわいい)「セクシー」(英語だけど通じます)といった女性を褒めるタイ語は必須!
⑤しつこい値切り交渉をしない事
⑥運良くプライベート・デートが出来たとしても、飲食代は全額払うこと。割り勘はもってのほか!
⑦お相手を褒める事
以上

「バカヤロー、そんなの基本じゃねーか!エラソーに書いてんじゃねーよ」とお怒りの声が聞こえてくるようですが、これはタイの夜遊びのベテランさんでもついつい忘れがちなことなんですね。
暑い気候となんとなくユルクて時間の流れが遅く感じるタイにいて、また気軽に女性が声をかけてくる歓楽街でもてはやされた気分になると、その内にタガが外れてくるものなんです。
「折角休日とってリラックスしたいのに、ガタガタ言われたくねーよ」ってご指摘もあるでしょうが、夜遊びにだって「無礼講」が許されるはずはなく、「エチケット/マナー」がありますのでお忘れなきよう!

「夜遊びでハズサナイ秘訣を教えてくれ!」って聞かれることもよくありますが、そんな時は「夜遊び、女遊びにハズレは付き物。ハズレがあって夜遊びです」とまず答えるようにしていますが、
上記の「エチケット」を忘れなければ「ハズレ」の確率は低くなるでしょうね!

⑦に関してですが、あんまりお相手の容姿ばかり褒めていると「この人、過剰なサービスを求めているんじゃないかしら?」って警戒されるかもしれないので(笑)、服とか髪型とかスマホとか腕時計とかをさりげなく!
褒めなくても、例えば「そのスマホ見せて」とか興味を示してあげると女性との“距離”が確実に縮まりますよ。
ってこんな事ばかり書いていると「ジン・アタルってよっぽど女にモテないブサメンなんだな!」「モテル秘訣じゃなくて、嫌われない方法だろう」ってノッケから笑い者にされそうなんで、「ジンダイアリー」第1回目ははこの辺で!

【3月26日(火)】明るい所に人は集まる!

知人のT氏が来タイして訪ねて来て下さったので、今夜はスクンビット・ソイ53界隈でささやかな宴。
T氏はお仕事で東南アジアを年中飛び回っており、私が「GIAレポート/第3報、4報~カンボジア編」の取材でプノンペンを訪れた際に偶然知り合い、取材の協力をして下さった御恩のある方です。
ひと言で言えば、T氏は「メッチャ明るい方」!
プノンペン滞在中は夜遊びもご一緒しましたが、すぐにホステスさんたちと仲良くなることが出来て、ホステスさんの方から積極的に「LINE交換しましょう」ってなるんです。
私なんかは、「このホステスはどんな性格なんだろうか」って世間話から入ったりまどろっこしい事をしますから、T氏のコミュニケーション力の高さが羨ましい!

まずは居酒屋「いもや」さんにご案内しましたが、T氏はノッケからハイテンションでオーダーも素早くて品数も多い。
「さあて、今夜は何を食べるかな」なんつってメニューを何度もチェックしたりしません。
ウエイトレスを突っ立たせたままにしないから、彼女たちも笑顔です。

注文したハマグリガーリックバターが運ばれてきた時、T氏は驚喜の声を上げました!
一皿に16個もハマグリが並んでいて、メニューの写真とは大違い!
T氏の声にママさんがソッコーで反応して、
「仕入れる日によってハマグリの大きさが違うのよ。今日はちょっと小ぶりだったから数でサービスしたのよ!」
いやいや、ハマグリだけじゃなくて、注文したもの全てが普段よりも大盛っぽい。
「Tさんをお連れしたからかな~。Tさんの明るさが大盛サービスを生んだんじゃないですか!」って言ったら、
「人生明るくやんなきゃ!明るい所に人は集まり、小さな幸せがたくさん集まってくるんだよ!」
ってゴモットモ。
そうだ、24日の日記で書いた「タイの女性にモテル秘訣」にこれを是非加えておいて下さいね!

「いもや」さんの次にT氏をご案内したのは、カラオケ「うさぎ」さん
「いもや」さんと同じく、私が初めてタイに来た2002年には既に繁盛していた驚異的な長寿カラオケ店です。
夜間にソイ53から見ると、店の前の広い駐車場に生い茂る大木とちょっとレトロなお店の外観が醸し出す風情が、大正ロマンっぽくて好きなんです。
お店に入るのは10何年振りなんで少々緊張しましたが、ものの10分程度で緊張感なんて吹き飛びました。
T氏と指名したホステスさんがあっという間に仲良くなって、二人の笑い声が絶えなくなったからです!
周囲のテーブルにいるお客さんやホステスさんも、「一体何事?」って我々の方をチラ見していたほどです。

それにしても、さすがは「うさぎ」さん。
まだ週始めなのに1階のフロア席はほぼ満卓。
ママさんに伺ったら、2階のVIPルーム(個室)もひと部屋しか空いてないとのこと。
10何年ぶりに訪れたお店が今でも変わらずご盛況って嬉しいものですね!
内装、インテリアは改装された様に見えましたが、ご盛況の要因が少しだけ分かった気がしました。
解放感と安泰感の不思議な共存とでも言いますか、程よいゴージャス感の中にそこはかとなく和の要素があり、「お酒とカラオケとホステスさんとの会話を穏やかに味わう」といった雰囲気が漂っています。
またホステスの皆さんからは清潔感のある艶(つや)が感じられ、ジェントルマンズ・ナイトに欠かせない清廉なお花の様(笑)
鹿鳴館時代を舞台にした戯曲でも書きたくなってきた!(って、そんな才能はないですが)

帰る間際にトイレに行くと、顔見知りのバーのマスターとバッタリ!
この方もかつて「ジーダイアリ―」の取材に協力して下さった方であり、少々ご無沙汰していたので、偶然とはいえ再会する良い機会となりました。
これもまたT氏の明るさが引き寄せてくれた小さな幸せなんでしょう!
それではまた次回に。

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