バンコクで鮮度抜群な鶏料理を食べたいなら「鳥波多゛スリウォン店」だ！
投稿日 2018.08.24
諺「飛ぶ鳥を落とす勢い」
バンコクの鶏料理専門店の中で、他の追随を許さないほど高く「飛ぶ鳥」がいます。
それが「鳥波多゛(Torihada)」です。
バンコク内でグループ3店舗に拡大
東京の人形町からタイにやってきた鶏料理専門店「鳥波多゛(Torihada)」。
スリウォンに本店を誕生させて6年目を迎えています。
現在、グループとしてバンコク内で3店舗を展開。
スクンビット ソイ33にある豚肉も扱う「ニュー鳥波多゛ プロンポン店」、ウドムスックのタイ人顧客をターゲットにした「居酒屋 佐助」、そして今回取り上げるスリウォン本店です。
個室もカウンター席もあります。
店名の由来は「鳥肌が立つほど美味しい！」から。
個人的には、最初に出てきた鶏レバ煮の美味しさ、から驚かされました。
これはつきだしではなく無料での提供とのこと。
甘く生姜が効いており、これとビールで満足してしまいそうなほどで、料理を注文する前に鳥肌が立ちそうでした…
鶏料理専門店としてのプライド
新鮮さは仕入れの段階で違う
鶏肉が比較的手に入りやすく、鶏肉を扱うお店が多いタイ。
鳥波多゛グループの総店長の河上氏は、
「鶏肉の新鮮さだけは譲れない」
と語ります。
総店長の河上氏
特に鶏肉は足がはやい（傷みやすい）と言われますが、新鮮さを押せる秘訣は仕入れ段階にあります。
タイの養鶏事業大手の会社と交渉の末、工場内に「鳥波多゛専用ライン」を作成。
工場内に専用ラインがあるのは、バンコク内に日本食店が数あれど鳥波多゛だけ。
鳥波多゛のためだけに鶏肉を部位ごとにわけ、他店よりも鮮度が高い状態で送られてきます。
さらに、その日の1番最後に処理された鶏肉を扱っています。
勝負は準備段階で決まると言われますが、鶏肉を扱う他店と仕入れの段階で圧倒的な鮮度の差をつけることに成功しているのです。
鶏の刺身を提供できる鮮度保証
鳥波多゛では鶏刺しなど、生の状態でも提供しています。
もちろん、生肉として提供するのはその日に仕入れたものだけ。
他店よりも鮮度が良い鶏肉を扱っていますが、工場から鳥波多゛に届いてからもチェックを怠りません。
その日仕入れた鶏肉でも鮮度や状態が好ましくないと判断すれば、希少部位であろうが提供数を限定、もしくは提供しません。
新鮮だからこそ提供できる「鶏刺し」
食品加工や保存の技術が進歩しているので数日後でも提供しようと思えばできるそうですが、鶏肉自体が格段に進化しているわけではありません。
「鶏肉の新鮮さだけは譲れない」
鶏料理専門店としてのプライドのもと、鮮度の高さを徹底し、選び抜かれた鶏肉だけをお客さんに提供。
結果的にこの徹底したこだわりがうけ、日本人だけでなくタイ人の心と舌を掴んでいます。
素材に絶対的な自信を持っているからこそ塩で
鶏刺しも美味しい鳥波多゛ですが、やきとりを目当てに来店するお客さんも多くいるそうです。
素材の美味しさを楽しんでもらうため、やきとりは塩で提供しています。（※ゴロとちょうちんはタレ）
博多の焼き塩とタイの塩田で取れたものを混ぜ合わせたものを使用。
どうやったら素材を活かせるか、試行錯誤の上に考案されたものです。
また、
「鶏肉は鶏肉で味わってほしい」
という想いから、ねぎまなどは出していません。
（※野菜串として「ねぎ」はメニューにあります。）
他店ではなかなか食べれない希少部位を食べれるのも人気の理由です。
新鮮な鶏肉、それを活かす技
味に関しては、日本人スタッフが常駐しチェックを怠らないのはもちろんですが、タイ人の調理スタッフに対してもしっかりと焼き方を指導しています。
見た目だけでなく、味見をさせ「自分で食べてどうか」、舌でも確認させています。
日本の本店からも焼き方を認められたタイ人スタッフもいるほど。
また調理スタッフだけでなく、入店したてのホールスタッフにも味見をさせ「鳥波多゛の味」を共有。
スタッフ一丸となって味を保証しています。
鳥波多゛スリウォン店のおすすめ料理4選
鳥波多゛スリウォン店のおすすめ料理を、スタッフの一言コメント付きで紹介します。
生つくね
オリジナル鳥ユッケです。
ゴロ
人気No.1のゴロ。
つくねです。
ゴロゴロ転がしながら焼くのでうちはゴロと呼んでます。
鶏れば刺し
どこにも負けない新鮮なレバーをごま油で召し上がって頂きます。
鶏もも炙り刺し
もも肉をミディアムレアで。
ホントに鶏か！って疑う旨さです。
各店舗に個性光る日本人スタッフが常駐
鳥波多゛には日本人スタッフが常駐。
ですので旅行者でタイ語が話せない方も安心してご来店いただけます。
料理が美味しいことはもちろんですが、日本人スタッフとの会話を求めて訪れるリピーターもいらっしゃるのだとか。
グループで3店舗あるため、日によってスリウォン本店に入っている日本人スタッフが違います。
日本人スタッフは全3名。
私は全員にお会いしたことがありますが、それぞれキャラクターが違い、個性が光っていました！
スタッフの内の1人、総店長の河上氏。
「タイの鶏肉は日本のものよりも脂がのっていて美味しいと思っています」
鶏肉の素材の良さを自分の腕でどれだけ活かせる勝負してみたくなったと、スリウォン本店立ち上げから早6年。
徹底したこだわりを持ち、グループも3店舗に拡大。
現在もさらなる高みを目指しています。
ちなみに彼女募集中とのこと。
幸せを運ぶ鳥はまだ飛んできていないようです笑
鳥波多゛スリウォン店への行き方
観光でお越しになる方には「スリウォン」はあまり聞きなれない名かもしれません。
カラオケ店の密集するタニヤ通り、シーロム通りの近くです。
最寄り駅はBTSサラデーン駅。
シーロム通りを下がり、シーロム ソイ6を入ります。
シーロム ソイ6
道なりに進むと、日本にも店舗のある「マンゴーツリー (mango tree)」が見えてきます。
その角を左折し、少し歩くと左手に目的地、鳥波多゛スリウォン店があります。
左手前に見えるのがマンゴーツリー (mango tree)
タイの鶏肉を最高の鮮度で、そして美味しく味わいたいなら鳥波多゛スリウォン店へ！
鳥波多゛スリウォン店 (Torihada) 店舗情報
鳥波多゛スリウォン店 (Torihada)
■アドレス 43/1 Silom-Surawonge Condo Soi Anumanrajdhon, Surawonge Rd. Suriyawongse, Bangrak, Bangkok 10500
■アクセス BTSサラデーン駅から徒歩8分
■電話番号 02-634-5860
■営業時間 月-金 11:30～14:00(L.O.13:30), 17:30-23:00(L.O.22:15)、土日祝 16:30-23:00(L.O.22:15)
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